北大東村長選 鬼塚三典氏が無投票で初当選 無所属で前副村長

 任期満了に伴う沖縄県北大東村の村長選が14日告示され、無所属新人で前副村長の鬼塚三典氏(65)が届け出た。ほかに立候補の届け出はなく、同氏の無投票での初当選が決まった。

 鬼塚氏は、6期目で勇退を決めた現職の宮城光正氏(69)の路線を受け継ぎ、農漁業の振興、人口減少対策に取り組むとしている。防衛省が検討している同村への航空自衛隊移動式警戒管制レーダーの配備に協力する姿勢を明らかにしている。

 鬼塚 三典氏(おにづか・みつのり)1958年4月12日生まれ。北大東村中野出身。沖縄国際大卒。82年7月に同村役場入り。総務課長や耕地課長を経て、99年12月から助役3期、副村長3期を連続で務め、13日付で副村長を辞職した。

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