長野市で今季初の氷点下 タイヤ交換の予約も急増【長野】

14日は広い範囲で晴れて放射冷却の影響で冷え込みました。長野市では今年初めて氷点下になりました。急な寒さで考え始めた人もいるかもしれません。タイヤ交換が忙しくなっています。

14日6時にマイナス1.9℃を観測した松本市。松本城のお堀で泳ぐのは、白鳥です。観光客がその姿を撮影していました。
通勤通学の人たちは、ダウンジャケットやマフラーを身に着けて冬の服装です。

■池田町から
「ダウンですねきょうからデビューしましたさすがに寒いので今週は」
■池田町から
「起きた瞬間にストーブを付けないと、足先が冷えちゃって大変です」

県内は放射冷却の影響で冷え込み、けさの最低気温は南牧村野辺山でマイナス8.2℃、松本市今井でマイナス5.1℃、長野でマイナス0.5℃など30の観測地点のうち28地点で今シーズン最も寒くなりました。

■松本市から
「外を見たら霜が降りているじゃん、部屋が寒くて暖房を入れた」

市内の自動車整備工場は、タイヤの交換作業に追われていました。

■オートメカニック信州の従業員
「気温が急に下がって急いで飛び込みで来るお客さんも結構いる。多ければ(1日)10台近い時もある」

厳しい冷え込みに比例して、予約も増えているそうです。

■オートメカニック信州の従業員
「今週から12月頭にかけてピークが訪れると思う。例年そんな感じですね」

また、長野地方気象台は昨夜長野市で初霜・初氷を観測したと発表しました。
初霜は平年より12日遅く、初氷は平年より6日遅い観測です。

© 長野朝日放送株式会社