「いけないと分かっていたが、止められなかった」 男性教諭が女子中学生にわいせつ行為 教諭は発覚直後に病気休暇

三重県は女子中学生にわいせつな行為をしたとして、公立中学校の男性教諭を懲戒免職処分としました。

14日付けで懲戒免職となったのは、三重県内の公立中学校に勤務する男性教諭です。三重県によりますと、男性教諭は昨年度、女子中学生に対してわいせつな行為をしたということです。

女子生徒の家族が被害に気づき、事案が発覚。発覚直後から男性教諭は病気休暇をとっており、生徒の指導にあたっていませんでした。男性教諭は、教育委員会の聞き取りに対して「いけないと分かっていたが、止められなかった」とわいせつ行為を認めているということです。

女子中学生と家族は被害届は、出していないということです。三重県教育委員会の福永和伸教育長は「児童生徒に対するわいせつ行為は、原則として懲戒免職とする方針を定めていて、今後も性暴力を行った教職員へ厳正な対処をしてまいります」とコメントしています。

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