２０２２年１０月１日に７９歳で死去したプロレスラー・アントニオ猪木さんの記録を振り返る「燃える闘魂・アントニオ猪木展」（１５～２６日）が大阪・阪神梅田本店で開催されるのを前に１４日、同店で内覧会が行われ、故・力道山夫人の田中敬子さん（８２）、ものまねタレントのアントニオ小猪木（５２）、アントキの猪木（５０）が出席した。
猪木さんゆかりのポスター、写真、チャンピオンベルトなど数多く展示。また、闘魂タオルやＴシャツなどのグッズも販売される。アントキの猪木は「タイガースが優勝したことで、縁起を担ぐ方が思いっきり来るんじゃないかと想像がすごくできます」と言えば、アントニオ小猪木も「この時期は本当に梅田が熱いと思います。パワースポットですね」とＰＲした。
この日は１９６３年に３９歳で亡くなった力道山さんの誕生日。敬子夫人は「猪木さんを忘れてはいけない、忘れさせてはならない。猪木さんを師事したのが力道山だったんだねって、若い子に分かってもらえる」と話し「今の若い人に勇気と元気とそれこそ希望を持ってもらいたい」と若者にエールを送った。
猪木さんが手にした展示されている４つのチャンピオンベルトは、販売グッズのいずれかを購入すれば、その日に決められたベルトを肩に掛けたり、手に持つことができる特典も。アントキの猪木も「猪木さんがチャンピオンになった感覚でベルトを掛けられるというのはいいですね」と目玉として挙げた。
阪神タイガースとコラボした闘魂タオルも販売。ただ、日本一となったことで「いつ何時、誰の挑戦でも受ける」と猪木さん語録が入ったニューバージョンのタオルが来年初めにも販売される予定。関係者は「タイガースは受けて立つ立場になりましたので。キャンプインには間に合わせるつもりです」と明かした。
（よろず～ニュース・中江 寿）
