千葉・船橋市 市立学校の体育館 エアコン整備へ

千葉・船橋市 市立学校の体育館 エアコン整備へ

 千葉県船橋市の松戸徹市長は11月14日、熱中症対策のため、すべての市立学校の体育館にエアコンを設置する方針を表明しました。

 体育館へのエアコンの設置は、部活動の利用が多い中学校と高校を先行して整備します。

 市は、11月17日に開会する市議会の定例会に、約23億2500万円の整備費を含む補正予算案を提出します。

 2024年の夏までに設置を完了させたいとしています。

 小学校と特別支援学校へは、2024年度の当初予算で整備費用を確保し、2025年度中の設置完了を目指す方針です。

 いずれの体育館も災害時、被災者の生活の場となる「宿泊可能避難所」になっていることから、市は、防災力の強化にもつながるとしています。

 なお、市は11月14日、新たに99か所の宿泊可能避難所に「Wi-Fiクラウドルーター」を配備したことも発表しました。

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