アメリカで開催中“世界一のハンバーガー”を決める大会で日本の『SHOGUN BURGER』が2年連続世界6位入賞

現地時間の11月8日から5日間、アメリカ・テキサス州ダラスで世界最大級のフードスポーツイベント『World Food Championships 2023』が開催された(以下、WFC)。

『ステーキ』『バーベキュー』『ハンバーガー』『スープ』『デザート』など12種目の世界一を決める大会。今年はハンバーガー部門にアメリカ11州と、オーストラリア、フランス、メキシコなど全6か国・19チームが出場した。『Japan Burger Championship 2022』の日本チャンピオンで昨年のWFC6位入賞を果たした『SHOGUN BURGER(ショーグンバーガー)』が今年も6位に入賞した。

決勝の結果発表が終えたばかりの『SHOGUN BURGER』ヘッドシェフの扇谷厚子さんに試合後の感想と来年の目標を聞いた。

予選突破の記事はこちらから

『SHOGUN BURGER』チームの皆さん 写真:©entax

■これからも日本の皆さんにさらに愛されるハンバーガーを作っていきたい

――6位と結果発表されました。今のお気持ちを教えてください。

扇谷 正直、悔しいし申し訳ない気持ちがあります。でも去年よりも更にハンバーガーのレベルが上がっていて、今の私たちの実力は世界にとってはここ(6位)なのかなと素直に受け止めています。プロチームのハンバーガーは、ハンバーガーというよりは一つのコース料理みたいで圧倒的でした。私たちが去年のレベルのままでは、今年の決勝にも行けてないと思うのでレベルが上がったかなと感じました。5位くらいにはなりたかったです。悔しいです。しゃべっているうちに悔しくなってきた(笑)でも、すごく楽しかったです。「こうすればよかったのに」と思うところが見つからなかったので実力は出せたかと。これからはより技術面を磨いていけたらと思いました。

――6位(入賞)だったので来年も『WFC』に参加できる資格があります。来年も参加されますか?

扇谷 もちろん参加したいと思っておりますが、私の中で「こうやったおけばよかった」という“光”が見つけられたら参加したいなと思います。私もですが、日本チームがどうしたらここで勝てるのか考える必要があるなと。

――今回の経験を今後どう生かしていきますか?

扇谷 素直に結果を受け止めるところは受け止めて、でも日本らしさを忘れずにこれからもハンバーガーを作っていきたいです。世界に通じるハンバーガーを作らなくてはと思いますが、やっぱり私たちは日本のハンバーガー屋さんなので日本の皆さんに、さらに愛されるハンバーガーを作っていきたいと思います。応援ありがとうございました。

2年連続で6位に入賞した『SHOGUN BURGER』。来年はさらにパワーアップして世界王者になれるのか。これからも日本のハンバーガー文化に目が離せない。

【World Food Championships 2023】
開催期間:2023年11月8日(水)~12日(日)5日間(現地時間)

写真:©entax

© 株式会社 日テレ アックスオン