長さ169メートルの橋げた設置 夜通し工事 圏央道4車線化 茨城・つくば

4車線化に伴う工事で持ち上げられ設置される橋げた=つくば市柳橋

東日本高速道路(ネクスコ東日本)関東支社つくば事務所は13日夜から14日朝にかけて、茨城県つくば市柳橋の県道を通行止めにし、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)4車線化に伴う高架橋の大規模工事を行った。

工事は横河NSエンジニアリング(同県神栖市)が受注し、つくば中央インターチェンジ(IC)付近の高架橋で実施。交通量の多い県道19号にかかるため、同県道約1キロと、圏央道牛久阿見IC-坂東IC間を夜間通行止めにした。

13日午後10時ごろから、道路となる長さ169メートル、重さ約130トンの橋げたを多軸台車2台で持ち上げ、約1時間半かけてゆっくりと約5メートルの高さにある2脚の橋脚間に設置。その後、作業員らが翌朝まで調整して完成した。

同事務所は2025~26年の間に、つくば中央IC-坂東IC間の4車線化開通を目指す。

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