カープの秋季キャンプで新生侍ジャパンと練習試合 若鯉たちが大活躍! 

カープは、11月12日に新生侍ジャパンと練習試合を行いました。ルーキーの斉藤優汰投手が、日本を代表するバッターを相手に好投しました。

新生侍ジャパンと対決!

井端監督率いる新生侍ジャパンのスタメンには、若き球界のスターがズラリ。5番に小園・7番に坂倉とカープの主力も名を連ねます。ここに立ち向かうのは黒原拓未。紅白戦で5回1失点と、好投をみせたサウスポーがマウンドへ上がります。

その黒原は初回、先頭の佐藤輝明、3番の森下。2つの三振を奪い、立ち上がりを無失点で切り抜けます。しかし、2回。ツーアウト3塁のピンチを招くと、打席には坂倉。サードへのタイムリー安打となり、先制を許します。それでも得点を許したのは、この1点のみ。予定していた3イニングを無四球の好投で応えました。

■カープ 黒原拓未投手

「真っ直ぐを両サイドに投げ切れたので、そこはよかったが、カーブが届いていないボールが、多かったのでそこは修正したい。」

後を受けた斉藤優汰も、2回を無失点に抑えます。注目は最初のイニング。全球ストレートを投じ三者凡退。150キロを超えるストレートでねじ伏せました。

■カープ 斉藤優汰投手

「フォアボールやデッドボールを出して、課題は残る結果になってしまったが、真っ直ぐもまとまっていたし、よかったので抑えられて嬉しい。」

打者たちの活躍は!?

打線は3回。ツーアウト3塁のチャンスをつくり2番矢野。この試合では、このタイムリーを含む2安打。今シーズン打率1割台に終わった25歳がバットで結果を残します。4回には田村、中村健人、連続ヒットでチャンスメークすると、続く二俣。ツーアウトからの3連打で1点を追加します。さらに、中村貴浩から逆方向への一発が飛び出します。

侍ジャパンのカープ選手も大活躍!

日の丸を背負う二人も揃って躍動します。まずは小園。1打席目にレフト前ヒットを放つと、3安打の猛打賞。フル出場で存在感を示します。攻守でみせたのは坂倉。第3打席。この試合2本目となるタイムリーを放ち、2安打2打点をマークします。守っては俊足の矢野の盗塁を阻止。侍ジャパン正捕手奪取へアピールです。

■侍ジャパン 坂倉将吾選手

「毎日が刺激的だし、ぼくらより若い選手が多いが、本当にすごい選手ばかりなので、参考になることがあるし、色々な話ができて楽しいなと思う。」

新井監督も期待大!

■カープ 新井貴浩監督

「きょうの侍のショートとキャッチャーの選手はいい選手ですね!彼ら二人には(代表の)中心となって頑張ってもらいたいと思うし、期待している。(カープは)若い選手が、投手野手両方、沢山いいものを見せてくれた。まだまだ各自が、若い侍ジャパンのメンバーに追いつけるように頑張ってもらいたい。」

【進め!スポーツ元気丸 2023年11月12日放送】

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