「秋がなくなった感じ」山間部でマイナス1.5℃…各地で氷点下 静岡県内今季1番の寒さに

上空に寒気が流れ込んだ影響で、11月14日朝の静岡県内は各地で2023年1番の寒さとなり、静岡市の山間部・井川地区では氷点下を記録しました。

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午前5時半ごろの静岡市井川の様子をみると、スマートフォンのライトで霜がキラキラと輝いている様子が分かります。

静岡地方気象台によりますと、14日は平年に比べ、低い寒気が上空から降り、県内全域で冷え込み、静岡市井川でマイナス1.5℃、川根本町でマイナス0.2℃などを観測し、17か所の観測地点で今季最低を記録しました。

14日朝、0.3℃を観測した静岡県御殿場市内では、真っ白に雪化粧をした富士山が見られました。

御殿場市東山にある東山湖フィッシングエリアでは、湖面から湯気のような霧が発生する「蒸気霧」が見られ、本格的な冬の訪れを感じる景色が広がっていました。

<釣り人>
「寒いですね。秋がなくなった感じなので、急に寒くなって、御殿場も急に朝と晩は暖房をつけて寝るようですね」

<東京から訪れた男性>
「夜とか明け方が急に寒いなと感じましたね」

15日以降、寒さが少し和らぎますが、今週末にはまた、強い寒気が流れる込むため、注意が必要です。

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