【キーウ共同】昨年の世界陸上選手権で男子走り高跳び銅メダルを獲得したウクライナのアンドリー・プロツェンコ選手(35)は14日までに、来年のパリ五輪で「ロシア選手と顔を合わせたくない」とし、ロシア選手の個人資格参加が認められた場合、ウクライナ侵攻への「反対表明」を要件にすべきだと訴えた。練習拠点のポルトガルでオンライン取材に応じた。
昨年2月の侵攻後、国際オリンピック委員会(IOC)はロシアを競技会から除外するよう国際競技連盟(IF)に勧告。ただIOCは今年3月、個人資格の「中立」選手に限り国際大会への復帰を容認する勧告をIFに出した。