コメ1年分で食事支援 Jマテ.グループ 上越高サッカー部へ贈呈

上越高サッカー部へコメ1年分を贈呈する山本専務(右)。左からサッカー部の伊海主将、藤川祐司監督

Jマテ.グループは13日、スポンサーとなっている上越高サッカー部へコメ1年分を贈呈した。

同校サッカー部は躍進を遂げる一方、県内外からの寮生(現在70人)が多く、体づくりの元となる食事面での苦労を抱えていた。それを知った同グループが支援を約束。田中産業の営農部門「田中ファーム」からコメを購入し、贈呈することに決めた。

13日に贈呈式が行われ、Jマテ.ホールディングス(上越市下名柄、山本秀樹社長)の山本宏樹専務が「夢に向かって汗を流す皆さんの姿が地域の活力となっている。Jマテ.グループはスポンサーとして支援してまいりたい」と述べた。

総量は年間24トン、毎月2トンずつを納入する。銘柄は「みずほの輝き」。コメの生産にはJマテ.バイオマス循環で製造された有機肥料が一部使用されているという。

サッカー部の伊海央祐主将(3年)は「結果で皆さまに恩返しができるよう、たくさんお米を食べて強くなる」と決意を表した。風間和夫校長は「感謝の気持ちでいっぱい。生徒は育ち盛りで伸び盛り。たくさん食べてますます活躍してくれると思う」と話した。

贈呈式終了後、トラックが到着し、新米2トンが校内に運び込まれた。

トラックからコメを校内へ搬入する部員

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