居心地の良さとライフスタイルを重視した家づくり 3LDKの 和モダンリノベ

お家探しのきっかけ|ライフスタイルに合う家を求め、リノベーションを決意

物件購入の経緯を教えてください。

「ドイツに住んでいた主人が日本に拠点を置くと決まり、家を探すことになりました。賃貸住宅では私たちがしたい暮らしができないと思ったので、購入を検討し始めました。」

はじめからリノベーションでご検討されていたのですか?

「新築も考えたけど、やめました。間取りは決まっているし、自分の好きなメーカーの設備を導入するにも『引き渡し後に入れ替えてください』と言われてしまって。いろいろと制約があると知り、好きなように設計できるリノベーションに決めました。」

理想のライフスタイルやイメージはありましたか?

「とにかく叶えたかったのが、居心地の良い場所にすること。それには、広さや開放感が不可欠でした。日本では隣家との距離が10cm単位は珍しくないけど、私たちには受け入れられなくて。室内の広さだけでなく、隣家を気にしない距離感や窓からの眺望を重視していました。」

当社の決め手を教えてください。

「一つはタイミングです。主人の来日後、まずは日本の暮らしに慣れることのほうが優先事項だったので、1年ほど家探しを休んでいました。主人も日本の暮らしに落ち着いた頃、休憩期間前に行ったリノベ不動産の方からご連絡を頂いたんです。タイミングが良かったです。

もう一つは、人。大切なのは、いかに私たちの想いを汲み取ってくれるかどうかでした。リノベ不動産の方々はまさにそうで、この方達なら安心してお任せできると思いました。」

物件は何件ほどご覧になりましたか?

「200件ほど間取り図を見て、最終的に5件に絞り込んで内見しました。ここは最後に見た物件です。」

物件の決め手を教えてください。

「入った瞬間に『ここがいい』と思いました。開放感と窓からの眺望も申し分なし。駅からの距離も良かったです。本当は違うエリアが本命でしたが、広さを求めた結果、辿り着いたのがこのエリア。エリアを変えた結果、良い物件に出会えました。」

お家の中の、"好きな場所3つ"

好きな場所3つは、お二人が望んでいた居心地が良いだけでなく、日々大切にしている時間をより豊かにする空間です。どのように作り上げていったのか見ていきましょう。

BEST1【キッチン】

「二人とも料理が好きだけど、アイランドキッチンは好みではなかったので、壁付けキッチンとカウンターにして作業しやすい空間にしました。

ダイニングとの仕切りになっているカウンターは造作です。料理をしながらお酒を飲んだりするので、カウンターは幅・奥行きともに広さを確保。ホームパーティーでは出来立ての料理を提供したいので、ダイニングにすぐ届くこの形にしました。日本では料理を全て作ってからホームパーティーが始まることが多いですが、ヨーロッパでは料理をしながらみんなで話すのが一般的。そのスタイルを変えることなく、料理を楽しめるキッチンになって大満足です。」

「カウンターはダイニング側が食器棚、キッチン側は左からワインセラーと収納、ダストボックスが入るようにしました。

実はシンク側の壁は、最初は白いタイルでした。工事中に見てみると、想像以上にかわいい印象になってしまったので、お願いを聞いていただいて途中で変更。落ち着いたグレーにしました。」

BEST2【リビング】

「当初は窓際を縁側のようにしようと考えていました。お気に入りの旅館を真似して、縁側の両端に格子を取り付けようと思っていたんです。けれど、この広さだと圧迫感が出てしまうのでやめることに。格子を付けなくてもリビングとは違う空間にしたかったので、フローリングを切り替えてゾーニングしました。内装は白を基調に、フローリングは家具と合う天然木を選びました。」

BEST3【和室】

「リノベーション前から和室は残したいと思っていたので、大きく変えていません。畳を張り替え、シェルフの置き場所はフローリングにしました。」

和室はそのままに、キッチンは壁を取り払って壁付けにして、オープンな空間に。その分、和室とキッチンに挟まれたゲストルームはコンパクトにしました。玄関を入ってすぐの洋室はWIC(ウォークインクローゼット)とワークスペースに生まれ変わりました。トイレは配置を変えて、浴室は以前よりも広さを確保しています。

お気に入り3つ以外の場所も見ていきましょう。

お部屋ツアーその1|和モダンな雰囲気が漂う廊下

格子扉、暖色の照明、ヴィンテージ調のフローリング。これらの組み合わせにより、グンと垢抜けた和モダンな空間が完成。間取り変更によって、廊下の幅も均等になったため、より線の美しさが印象強くなりました。

お部屋ツアーその2|行き来できるWIC&書斎

玄関を入ってすぐの洋室は、広さを生かしてWICとワークスペースに。双方の仕切りとして、ワークスペース側に収納を備え付けました。WICとワークスペースはどちらも廊下から入れるので、ぐるっと回遊することができます。 続きを読む

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