新垣結衣 遠くを見つめながら海辺を歩く姿 ヤマシタトモコ原作 映画「違国日記」

2024年に劇場公開される、ヤマシタトモコの同名コミックを原作とした映画「違国日記」の、ファーストカットが公開された。

ファーストカットでは、人見知りな小説家の高代槙生(新垣結衣)と姪である田汲朝(早瀬憩)が、遠くを見つめながら海辺を歩いている様子が切り取られている。

朝を演じる早瀬憩はオーディションで選ばれた新人。ほかに、槙生の友人・醍醐奈々役に夏帆、槙生の元恋人・笠町信吾役に瀬戸康史、朝の親友・楢えみり役に小宮山莉渚が出演することも発表された。

「違国日記」は、人見知りな小説家の高代槙生(35)と、その姪・田汲朝(15)という対照的な2人の同居譚。なかなか理解し合えない寂しさを抱えながらも、丁寧に日々を重ね生活を育むうちに、家族とも異なったかけがえのない関係になっていく様子を描く。高代槙生を演じるのは新垣結衣。「PARKS パークス」「ジオラマボーイ・パノラマガール」の瀬田なつき監督がメガホンを取る。

早瀬憩らのコメントも公開された。コメントは以下の通り。

【コメント】

■早瀬憩 田汲朝(たくみ・あさ)役
オーディション合格の知らせを聞いた時は、嬉しさよりも朝を演じられる事への安堵の方が大きかったです。事務所の方々が喜んでくれているのを見て、その事が嬉しくて。それからは朝をどのように演じたら良いだろうと、朝になる為の準備をしつつ、不安もありましたが、分からない事は監督や新垣さんに相談し、助けて頂きながら無事撮影を終えることができました。お二人の存在がとても心強かったです。共演者の皆さんにも支えて頂き感謝の気持ちでいっぱいです。
素晴らしいスタッフ・キャストの皆さんと作りあげたあたたかな世界を、1人でも多くの方々に届けることができたら嬉しいです。

■夏帆 醍醐奈々(だいご・なな)役
ずっと好きで読んでいた違国日記の実写化にまさか参加できるとは、、とても嬉しいです。
撮影は数日だけでしたが、新垣さんと早瀬さんのあいだに流れる空気感がとても素敵で、いい休日を過ごしているような、穏やかで居心地のいい現場でした。
完成した作品を観るのが楽しみです。

■瀬戸康史 笠町信吾(かさまち・しんご)役
誰かの為に変わろうとか、誰かをリスペクトするって、自分の生活を色々な意味で豊かにしてくれるのだと、改めて感じました。
決して簡単なことではないけれど、そういう気持ちが大切なのだと。
僕が演じる笠町もそういう気持ちで動いている人物の1人で、彼が人と対話する時の心持ちも、そんな気持ちからきているのだと想像しながら演じました。
心に余裕ができ、優しくなれるような物語、是非ご覧ください。

■小宮山莉渚 楢えみり(なら・えみり)役
漫画が原作の映画に出演させていただくことは初めてで、お話を頂いた時はどうえみりを演じるか不安でいっぱいでしたが、撮影中はずっと朝役の早瀬憩ちゃんの隣に居て、自然と朝とえみりと同じような関係性を築くことができたと思います。
朝とえみりの関係性は、私にとって憧れに近いものでした。
2人で過ごした時間は私の宝物です。

■瀬田なつき監督
早瀬さん、夏帆さん、瀬戸さん、小宮山さん、素敵なキャストが集まりました。撮影現場では、原作の言葉にし難い特別な空気感が、槙生を演じる新垣さんを介して、どんどん生まれていきました。
朝役は何百人かオーディションをして、まだ何にも染まっていない、15歳の早瀬憩さんと出会えました。朝が持つ10代の複雑さを、ふわりと自分に引き寄せる聡明さをもっていました。現場でも、臆することなく、いつも前向きで勇敢に、のびのびと楽しんで演じてくれ、一緒にワクワクしながら映画を作ることができました。早瀬さんにしか演じられない、あの瞬間の等身大の朝の魅力を、スタッフ・キャストみんなで映すことができたと思います。

【作品情報】
違国日記
2024年、全国ロードショー
配給:東京テアトル、ショウゲート
©2024『違国日記』製作委員会

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