元イングランド代表アンドロス・タウンゼント、“鶏の足”でキャリア延伸を図る

写真:さまざまな自然療法を実践しているタウンゼン

ルートン・タウンに所属する元イングランド代表MFアンドロス・タウンゼントが、キャリアを延ばすために「小さな1%の努力」をしていることを明らかにした。イギリス『BBC』電子版が伝えている。

現在32歳のタウンゼントはエヴァートンに所属していた昨年3月、左ヒザの前十字靭帯断裂の大ケガを負った。その影響で2021-22シーズンの後半と2022-23シーズン全体を欠場。今夏にエヴァートンを退団した後、しばらく所属クラブが見つからなかったが、10月に2024年1月までの短期契約でルートン・タウンに加入した。
 

「僕には3カ月間の契約しかない。ルートン・タウンは僕をすぐに使う必要があったし、僕は自分が健康であることを示す必要があった」そう語るタウンゼントは、激しい試合のダメージから体を回復させるために多くのサプリメントや注射を必要とすることに疑問を感じ、自然療法を実践することにしたという。

「コラーゲンを摂取できる最良の天然素材は鶏の足なんだ。鶏の手羽先のような味がするよ。肉が少なく、骨の近くに軟骨がたくさんあって、その周りに皮がある。とてもおいしいよ。中国や南アフリカ、ポルトガルでは一般的に食されている食材なんだ」

調理法は「スチームオーブンで20分焼くだけ」と語るタウンゼントは、この方法を取り入れてから体調が大きく変わったという。

「明らかなのは、2年間も試合から離れていたけど、今は本当に素晴らしい気分だということ。27~28歳の全盛期の時は、試合後のリカバリーにとても時間がかかった。試合以外の日々は、苦しみながら自分自身を管理していた。今はとてもフレッシュな気分で(試合翌日の)月曜日を迎えられるんだ」

そして、こうした努力の積み重ねがキャリアの延伸につながると確信しているという。

「これらの小さな1%の積み重ねが大切なんだと思う。栄養と回復、酸素カプセル、赤色光治療やフローセラピー……僕がやっていることはすべてうまくいっているよ」

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