上越市地域クラブフェアが11日、同市下門前のリージョンプラザ上越インドアスタジアムで開かれた。スポーツや文化など各分野の36団体が参加。小中学生や親子連れら多くが体験に訪れ、今後のスポーツ活動に思いをはせた。市教育委員会主催。
中学校の部活動改革を見据え、子どもたちの活動の受け皿を考えながら、各指導者やメンバーは趣向を凝らして自分たちの活動内容をPRした。初めて参加する団体も多く、スケートやアイスホッケーの氷上競技はアイスアリーナでデモンストレーションや体験会を実施した。
また、「セカンドホーム」(準本拠地)として上越市でリーグ戦を実施している女子ソフトボールチーム「太陽誘電ソルフィーユ」(群馬県高崎市)のメンバーが来場し、ピッチング披露、ダッシュ対決などを行い、来場者を喜ばせた。曽根はん奈投手(24)は「いつも上越市にお世話になっている。恩返しを込めて、地域に貢献したいと参加した」と企画意図を話した。
延べ2138人が来場し、前回4月の時より約600人増えた。前回の体験から入会した人もいるという。
18日の「学び愛フェスタ」の中でも、主に文化団体による地域クラブフェアが開かれる。同フェアは午前10時から午後3時45分まで高田城址公園オーレンプラザで。