大阪に新2階建て周遊観光バス、ディープな街を巡る4時間旅

大阪市内の観光スポットを巡る2階建てオープントップバス「〜Osaka Dream Tour〜 なにワンダー(NANIーwonder)」の運行が、11月14日にスタート。第1便の出発を記念して夕方5時30分、出発地の大阪駅JR高速バスターミナル(大阪市北区)にて出発式が開催された。

大阪市内の観光スポットを巡る2階建てバス「〜Osaka Dream Tour〜 なにワンダー(NANIーwonder)」(11月14日・大阪市)

「なにワンダー」は、JR大阪駅を出発し、御堂筋、でんでんタウンを通過。通天閣とコスモタワーの散策と、大阪城の車窓観光を経て大阪駅へ戻る4時間のコース。

屋根のないオープントップの開放的なバスから夜の大阪を堪能しつつ、降車してディープな大阪にも触れられるのが魅力で、多言語にも対応した音声ガイドシステムや、フリーWi-Fiのサービスもあり、海外から訪れる観光客にも対応している。

運営する「西日本ジェイアールバス」の北野眞社長は出発式で、「2年前から検討を重ね、本日やっとお披露目できる。2025年の『大阪・関西万博』に向けて、ますますたくさんのお客さまが来られるので、この『なにワンダー』号を末長くかわいがってあげてください」とコメント。テープカットをおこない、乗客代表者に花束を手渡して第1便の出発を見送った。

「なにワンダー」の料金は大人5000円、子ども2500円で、新世界エリアの一部店舗で使用可能な串かつ食べ歩き10%割引券と、コスモタワー展望台の入場料を含む(例外日あり)。

11月14日〜12月24日までの水・金・土・日曜、祝日(一部例外あり)に運行。担当者によると、「曜日など詳細スケジュールは未定ですが、2024年1月以降も定期的に運行予定です」という。

取材・文・写真/上地智

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