歌で町に元気を 寒さに負けず熱演 妙高市で「オトノカケラ」

熱唱する平野さん

「歌で町に元気を」をテーマに掲げた生演奏ライブ「オトノカケラ」が11日、妙高市朝日町1のさん来夢あらい広場で開かれた。雨で軒下スペースになったが、7アーティストが寒さに負けず熱演を繰り広げ、集まった市民やファンが拍手で応えた。

名物ライブはコロナ禍で4年ぶりの実施。地元在住のミュージシャン・平野民雄さん(47、同市白山町1)が主宰。2009年から同所と各地で行い、47回目を数える。今回はのぼり旗を新調。初めて妙高市が後援した。

趣旨に賛同し、椎名(妙高市、上越高3年)、yumizo(上越市)、夢ぎんやんま(長岡市)、rei/レイ(妙高市)、高野治(長岡市)、SUGABUCHI(妙高市)の順に登場。オープニングとエンディングは平野さんが務めた。

「4年間で人もまちも、だいぶ変わってしまった」と平野さん。「定期的にやっている方が、意味がある。暖炉のように温かくなってくれれば」と話し、熱演で願いを伝えた。

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