飲酒運転発覚免れ逃走、容疑の女子短大生を書類送検「祇園のバーで客と酒を飲み帰宅中だった」

向日町警察署

 飲酒運転の発覚を免れるため事故後に逃走したとして、京都府警向日町署は11月15日、自動車運転処罰法違反(過失運転致傷アルコール等影響発覚免脱)の疑いで、京都市伏見区の短大生の女(19)=道交法違反(ひき逃げ)などの疑いで逮捕=を書類送検した。

 書類送検容疑は10月21日午前8時40分ごろ、同区久我森の宮町で、道路に座り込んでいた同区の小学2年女児(8)に衝突して腰に打撲の軽傷を負わせたのに救護せず、飲酒の発覚を免れるために逃走した疑い。

 同署によると、事故から約2時間半後に女を特定した際、女は自宅で仮眠しており、基準値を超えるアルコールが検出された。調べに対し、「午前1時から6時ごろまで(店員である)祇園のバーで客と酒を飲んだ後、帰宅中だった」と供述しているという。

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