政治家女子48党→みんなでつくる党 総務省が大津綾香氏からの変更届受理 国政政党以後9度目の党名変更

総務省は15日までに、政治家女子48党の代表権を立花孝志氏(56)らと争う大津綾香氏(30)が申請していた党名変更届を受理した。変更は6日付で、新しい党名は「みんなでつくる党」。略称は「みんつく」で、2019年の参院選で「NHKから国民を守る党」で議席を得て国政政党になって以降、9度目の党名変更となった。

大津氏は14日、自身のX(旧ツイッター)で「ここまで長い道のりでした。たくさんの善意の方々に支えられて、無事に党名変更を終えることができました」と報告。「みんなでつくる党として、未来世代のために正直な政治を行い、間違っていることに対しては主張できる勇気を持って、政治家である前に、人として大事にすべき価値を失わないことを心がけてまいります」と決意をつづった。

6日にオンラインで行われた臨時総会で党名変更を決めたが、対立する立花氏や斉藤健一郎参院議員(42)、浜田聡参院議員(46)は欠席した。参院で斉藤氏と浜田氏が所属する会派「NHKから国民を守る党」に変更はない。

(よろず~ニュース・杉田 康人)

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