人狼×ゾンビ×脱出ゲーム「ReC」に松丸亮吾、四谷真佑らが参戦! 番組が体験できるリアルイベントも開催決定

フジテレビでは12月2日・8日に「ReC~真夜中の人狼遊園地~」(2日午後2:30、8日深夜1:05。関東ローカル)を放送する。

「ReC~真夜中の人狼遊園地~」は、フジテレビの人気バラエティー「逃走中」を制作しているスタッフも番組作りに参加し、人狼ゲームやリアル脱出ゲームから着想を得た頭脳&心理戦バラエティー。2023年3月に放送した際は、SNS上で「ド深夜の放送がもったいないくらいに面白かった」「討論あり裏切りあり潜伏失敗あり生還ありで大満足」というコメントが寄せられ、今回第2弾が決定した。

ある施設に集められた参加プレーヤーたちは、徘徊(はいかい)するゾンビを回避しながら数々のワーク=課題をクリアし、そこからの脱出を目指していく。無事脱出できたプレーヤーの勝利となるが、プレーヤーの中には脱出を阻む裏切り者“ジョーカー”の存在が。正体を隠し切って脱出を阻止すれば“ジョーカー”の勝ちとなる。極限状態の中でプレーヤー同士が疑心暗鬼になる。

第2弾の1ゲーム目(2日放送)に、謎解きクリエーター・松丸亮吾の参加が決定。さまざまな番組で謎解きIQの高さを見せつけてきた松丸が、頭脳だけではなく心理戦の要素も必要な「ReC」に挑む。加えて、次長課長・河本準一、ミキ・昴生、村重杏奈、お見送り芸人しんいち、野々村友紀子、フィッシャーズ・ンダホが、頭脳&心理戦を繰り広げる。

今回初挑戦した松丸は「最近の中でトップクラスに楽しかったです。ゲーム中に『よくできてるわ』って何回言ったか分からないぐらいです(笑)」と感心し、「『逃走中』って、ゲームバランスや演出、盛り上がりも含めて計算され尽くしているからこそ番組が続いていると思うんですけど、そのエッセンスを感じました。プレーヤーでもジョーカーでも駆け引きの要素があるので、セオリーが確定しきっていないところも含めて面白かったですね」と振り返った。

あらためて「逃走中」との違いを聞かれると「『逃走中』は身体面が大きく出るゲームで、もちろん逃げる上での戦略とかもあるのですが、そのバランスが7:3ぐらい。それに対して『ReC~真夜中の人狼遊園地~』は真反対の3:7。それと、『逃走中』だと視聴者が観客という立場になると思うんですけど、『ReC~真夜中の人狼遊園地~』は視聴者の皆さんが自分も1人のプレーヤーとしてゲームに参加している感覚で、考察して楽しめそうだなと思いました。ぜひ、ジョーカーが誰か考えながら番組を見ていただきたいです」と説明した。

12月6日からは、番組のゲーム会場となった東京ドームシティで、視聴者が実際に番組の世界観を体験することができるリアルイベント「フジテレビ『ReC』presents 裏切り者潜む人狼遊園地~仲間を信じてミッションを完遂せよ~」の開催も決まった。

リアルイベントを体験する人へのアドバイスとして、松丸は「ワクワクドキドキした番組でした。皆さんにもぜひその雰囲気を味わってほしいです。アドバイスでいうと、裏をかくといいと思います。ジョーカーなのにクリアするとか、プレーヤーなのに失敗するとかが結構あるので、プレーヤー側はジョーカーの裏の意図まで考えて考察してほしいです。あと、ジョーカーになる人は、序盤はあまりジョーカーらしい動きをしない方がいいです」と語った。

また、OCTPATH・四谷真佑が2ゲーム目(8日放送)に参戦。はるな愛、狩野英孝、みなみかわ、土井レミイ杏利、Awesome City Club・atagi、呂布カルマ、=LOVE・齋藤樹愛羅も集う。

ゲームに参加後、「本当に疑心暗鬼になりました」とコメントした四谷は、「僕、元プロゲーマーなんですけど、相手が画面の向こうなら冷酷にいけるんですけど、実際に目の前に人がいるとあんまり疑えなくて…。でもゲーム中ずっとワクワクして、とにかく楽しかったです」と興奮気味。リアルイベントに参加する人たちへ「普段のテレビゲームでは経験できないような新しい体験が楽しめます。誰も信用できなくなるので、友達同士で行ってけんかにならないように気を付けてください(笑)」と呼び掛けている。

番組を担当する総合演出・高瀬康宏氏は「前作を超える“見応えのある心理戦”になったのではないかと思います。場所も東京ドームシティさんの全面協力もありパワーアップしていますし、あとこれは完全に予定外だったのですが、収録中に大雨になってしまい、その結果、よりゾンビの不気味さや恐怖感が増して、このゲームの世界観にとってはかなりラッキーだったかなと感じています」と、手応えを感じている様子。参加者について「多方面から人気芸能人が集まってくださり、『この人、実はこういう性格なんだー』など普段見られない顔が見られるのもこの番組の醍醐味(だいごみ)だと思います」と喜んだ。

しかし一つ心残りがあるそうで、「全出演者と打ち合わせをした時に“『逃走中』みたいに走らないので、体力はあまり使わない番組です”と説明していたので、実際にやってみたらゾンビに追いかけ回されるわ、ワークで体を使うわで各方面から“『逃走中』より体力使うわ!”とクレームをいただきました。次回以降はちゃんと説明しようと思います(笑)」と反省。「今回はイベントでこの世界観を視聴者の皆様も体験できるので、まずは番組を見て雰囲気をつかんでもらって、そして普段仲のいいご家族やお友達と一緒に、真剣に“疑い合い”“だまし合い”をしてみてはいかがでしょうか?」とアピールしている。

リアルイベントを手掛ける総合演出・西澤匠氏からも「“遊園地”は楽しい。“人狼”も楽しい。楽しいものと楽しいものがくっついたら、そりゃとんでもなく楽しい。ということで生まれたのが今回の人狼遊園地。ジェットコースターの隣に座っているのはちょっと気になるあの人。このドキドキは恋なのか、裏切り者なのかもしれないという疑いのドキドキなのか。そんなドキドキの二乗が楽しめるイベントです。『まさか…裏切り者は、お前だったのか』を言うために、ぜひ遊びに来てください」と、楽しいコメントが届いている。

なお、リアルイベントは、「遊園地のどこかに隠されたゾンビウイルス研究所を破壊する」というミッションを課せられた参加プレーヤーの中に、ミッションを邪魔するジョーカーがいることが判明し、遊びに来た仲間同士で、疑心暗鬼になりながら遊園地を楽しむ新感覚の人狼型イベントとなっている。4人以上の仲間と共に東京ドームシティを回ってミッションに参加する回遊型のゲームで、参加には各自WEBサイトにアクセスできる端末(スマートフォンなど)が必要となる。

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