ガソリン、173円50銭 10週ぶり値上がり

ガソリンスタンドでの給油作業

 経済産業省が15日発表した13日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、前週調査から10銭高い173円50銭だった。10週ぶりに値上がりした。政府は石油元売り会社に支給した補助金により、31円の抑制効果があったとしている。16日からの補助金額は1リットル当たり25円10銭とする。

 前週調査と比べ、28都道府県で値上がりし、14府県は下がった。5県が横ばい。最も高かったのは長崎県の183円70銭で、最安値は宮城県の165円50銭だった。ガソリン価格を調査した石油情報センターは来週の価格について、同水準か、小幅な値上がりを予想している。

© 一般社団法人共同通信社