全国で初めて高校生自ら運営するコンビニエンスストアが、千葉県市川市にある特別支援学校内に11月15日、オープンしました。
コンビニエンスストア「SmileMart(スマイルマート)」のオープニングセレモニーが15日、県立特別支援学校市川大野高等学園で開かれ、学校関係者や運営協力を行うファミリーマートの担当者らが参加しました。
この取り組みは、市川大野高等学園2年の中島優太さんの発案で始まり、千葉大学が主催する起業体験プログラムに採択されました。
近隣のファミリーマート市川大野町四丁目店の協力も得て、こちらの校内コンビニでは生徒たちが商品の発注から販売までの業務を担い、生徒たちが授業で作ったメモ帳やハンカチなども販売されています。
学校によりますと、高校生が実際に校内のコンビニを運営するのは全国初の取り組みだということです。
県立特別支援学校市川大野高等学園 中島優太 さん
「きっかけはやはりコンビニが欲しいという思いからで、スマイルマートで全員がスマイルになるという思いで開店した」
県立特別支援学校市川大野高等学園 小倉京子 校長
「卒業後に就労を目指している生徒たちなので、販売・商品管理を身につければ、将来の職業生活に十分生かせると考えている」