ソル・キャンベル氏が監督としてのキャリアに終止符か? 「今までとは違う観点からサッカーを見つめる」

写真:キャンベル氏はサッカーをどう見つめ直すのか ©Getty Images

現役時代にトッテナムやアーセナルでプレーしたソル・キャンベル氏が、監督になることにはもう興味がないと明かした。イギリス『Evening Standard』が報じている。

キャンベル氏は2018-19シーズン、当時EFLリーグ2(4部)のマクルスフィールド・タウンを率いて残留させることに成功し、2019-20シーズンには当時EFLリーグ1(3部)のサウスエンド・ユナイテッドの監督に就任した。しかし、同クラブでは降格を経験し、2020年に契約期間の満了を待たずに同クラブを去って以来、監督の職に就いていない。 

キャンベル氏はリスボンで開催されたウェブサミットでPA通信にこう語った。

「私にとって、失敗する機会を得るものだった」

「同世代の何人かは、うまくいかなくてもすぐにチャンスを得ていた。彼らはそういう頼みの綱を持っていたんだ。それはいいことだと思う。私もそうありたいと思っているが、そういう機会は巡ってきていない。サッカーに携わる機会をつかみたいが、それはかなっていない」

「今までとは違う観点からサッカーを見つめなければならない。それが私がこれから始めることだ。うまくいけば、これまでと違った方法で選手を助けることができるだろう。私はハーバード大学に留学するために、現場から離れなければならなかった。私は指導することが大好きだから、有意義な形で再びサッカーに携わりたい」

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