EXNOAがPC/スマートフォン向けに2023年11月16日より配信を予定している「スイートホームメイド」の先行プレイレポートをお届けする。

DMM GAMESとしては異色となる、マッチ3パズルゲームとしてリリースされる本作。しかしながら、かわいいメイドさんのいる洋館アパートメントの管理人となって、美少女たちとのハーレム生活が楽しめるという、なんともらしいタイトルとなっている。

筆者はマッチ3パズルは好きな部類で、一度ハマりだすとひたすらにプレイを重ねてしまうタイプのプレイヤーだ。そんな目線からゲームの特徴をお届けしていければと思う。

■オーソドックスな、それでいて歯ごたえのあるマッチ3パズル

本作のゲームループは至ってシンプルで、パズルをクリアして入手したアイテム「栞」を使ってストーリーを読み進めていくというもの。パズルを進めるだけであればハートがあればいつでもプレイ可能で、ストーリーとの直接的な連動もないため、パズルゲーム好きの人であればひたすらパズルを遊び続けることも可能だ。

パズルゲームの遊び方自体も、カラーピースを3色以上つなげて消すというマッチ3パズルとしてはオーソドックスなものではあるが、さまざまなギミックが用意されていて、それらをいかに攻略するかがクリアの鍵になってくる。

また、クリア条件としてスコアも設定されていて、こちらはデッキとして編成するカードによって変動するのでカードの強化は必須。さらに、カードごとに設定されたスキルは該当するピースを一定数消すことで発動可能となるので、該当のパズルに登場するピースに合わせて4枚のカードを編成するのが基本だ。

さらに、パズルを進めていくとある程度の間隔で難しいパズルが出現することもある。こちらはクリア条件がかなりシビアに設定されていることもあり、クリアするのに一苦労した。もちろん、パズルに苦戦する場合はコンティニューなども活用すれば十分対応可能なので、自分のスタイルに合わせてプレイするといいだろう。

■ストーリーと連動して洋館をリフォーム

パズルと並行して楽しむ本作のストーリーは、冒頭で触れた通り洋館アパートメント「鐘楼館」の管理人となった主人公が、幼なじみでもあるメイドの江崎彩葉とともに洋館をリフォームしていくストーリーが展開する。

その中で、住人であるほかの美少女たちとの関係を深めていくことになるようだが、彼女たちはどうやら一癖も二癖もある様子。そんなドタバタとした雰囲気のコミカルな物語を楽しめるようだ。

そうしたストーリーの背景もあってか、本作ではゲーム進行に応じて洋館の様子が変化する。最初は彩葉が住むことになるゲストルームからだが、徐々に館内のいろんな区画へと広がっていく。ストーリー上での住人たちとのやり取りと同時に、いわゆる箱庭的な楽しみ方もできる。館内では住人たちの生活している様子も垣間見え、タッチすると反応もしてくれるので、こちらもぜひ楽しんでみてほしい。

■スロットを楽しめるミニゲームやスマートフォンでの縦横持ち替えも

基本的な遊びの軸は上記の通りだが、そのほかにもサブパズルとして各種ギミックに挑む「チャレンジ」、そしてミニゲームとしてスロットが用意されている。スロットで集めたゲームメダルはさまざまなアイテムと交換できるようなので、合間を見て遊んでみるのもいいだろう。

なお、本作はPC、スマートフォンいずれのブラウザにも対応しているが、スマートフォン版では縦画面と横画面をいつでもシームレスに切り替えることが可能。移動中などのシチュエーションでは、片手でプレイできるのは嬉しいところだ。

ゲーム自体の要素はシンプルながらも、パズルだけに留めないかたちでプレイサイクルを構築している本作。興味を持った人はプレイしてみてはいかがだろうか。

余談だが、ガチャ演出はスマートフォンをイメージした作りになっている。

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