ローマに所属するなでしこジャパンDF熊谷紗希に寄せられる期待は、現地でも大きいようだ。
【写真】UWCL用ユニ姿で南萌華と熊谷紗希がツーショット
ローマは15日、女子チャンピオンズリーグ(UWCL)グループステージグループC第1節で、バイエルンとのアウェイゲームに臨む。
同グループにはバイエルン、パリ・サンジェルマン(PSG)、アヤックスが同居。UWCL常連の3チームとは異なり、今季が昨季に続く2度目の出場となるローマ。過酷な組に入ったが、イタリア『Siamo la Roma』は「熊谷がいれば偉業は可能」と、グループステージ突破へ向け、なでしこジャパンの主将に絶大な信頼を寄せている。
イタリアの地では中盤で起用されている熊谷は「ジャロロッシの守備の支柱」と評され、リーグ戦7戦全勝のチームを牽引。UWCLには通算82試合に出場しており、現役選手の中では4番目、歴代でも8番目に多いとのことで、大舞台や国際試合での経験値を非常に高く評価されている。
『Chiesa Di Totti』では、熊谷が欧州でUWCLや国内リーグを含む「20」のタイトルを獲得していることを紹介。直近のタイトルはバイエルンで昨季獲得した女子ブンデスリーガのタイトルだ。
熊谷自身もインスタグラムで「最高の舞台を今シーズンも楽しみます！DAJE ROMA」と綴り、UWCL用のユニフォーム姿で南萌華とのツーショットなどを披露。バイエルン加入1年目の2021-22シーズンも、UWCLグループステージで古巣リヨンからゴールを奪っており、今回の古巣戦でも恩返し弾が期待される。
