4400万円分だまし取られる 整骨院経営者、マッチングアプリ介し暗号資産の投資話に

 滋賀県警草津署は11月15日、滋賀県草津市内の整骨院経営の男性(43)がマッチングアプリを通じて知り合った人物に約4400万円分の暗号資産をだまし取られたと発表した。詐欺事件として捜査している。

 同署によると男性は8月下旬から10月27日にかけ、暗号資産を利用した投資話を持ちかけられ、仮想通貨取引所で購入した暗号資産イーサリアムを指定されたサイトに送った。サイトでは約1億円の利益が上がっていると表示されたが、男性がサイトからの出金を依頼したところ、450万~900万円の手数料や500万円の違反金を要求され、相当分の暗号資産を同じサイトに送った。暗号資産が出金されなかったため不審に思い、発覚した。

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