マンホール内で作業員が倒れ死亡した事故で警察が改めてマンホール内の有毒ガスなどを調査 静岡・伊東市

14日静岡県伊東市で下水道工事中の作業員が死亡した事故で、警察は現場の調査を行いました。

14日午後2時すぎ伊東市松原湯端町で、マンホールの中にいた男性作業員2人が倒れて救急搬送され、このうち1人が死亡しました。

警察は15日昼前、改めて現場の調査を行いました。

伊東市によりますと、当時マンホールから汚水が漏れているとの市民からの通報を受け、詰まっていた水道管本管に穴を開ける作業が行われていました。

市では委託した作業員が、マンホール内の換気を良くする送風機の使用や、有毒ガスを調べる計測を行っていなかったとみて、施工計画書のチェックや安全体制の指導を、強化していくという事です。

また、警察は死因を確認するため、マンホール内の有毒ガスや酸素の濃度を調べています。

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