ピッチクロックの短縮検討 走者いる場面で18秒に

6月、マリナーズ戦のベンチで試合を見つめるエンゼルス・大谷(右)。手前は「ピッチクロック」の表示=アナハイム(共同)

 【ニューヨーク共同】米大リーグ機構が投球間に時間制限を設ける「ピッチクロック」について、走者がいる場面での制限を20秒から18秒に短縮することを検討していると15日、スポーツ専門局ESPNが報じた。無走者での15秒は変更しない方針だという。

 ピッチクロックが導入された今季、メジャーの1試合平均時間は昨季より24分短い2時間40分だった。ただ4月の2時間37分から9月は2時間44分となり、ESPNによると、機構はさらなる試合のスピードアップを目指しているという。

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