史上最年少の女性市長が登庁 八幡市「風通しの良い市役所に」

京都府八幡市役所に初登庁し、当選証書を手にする川田翔子市長=16日午前

 京都府八幡市長選(12日投開票)で初当選し、全国で史上最年少の女性市長となった川田翔子市長(33)が16日、市役所に初登庁した。集まった市民や職員ら約200人から大きな拍手で迎えられ「ありがとうございます」と笑顔で応じた後、「いつでも市長室に来ていただけるような風通しの良い市役所にしたい。今日が、魅力と活力あふれる町にするスタートです」と語った。

 川田氏は奈良市出身で京都大経済学部卒。2015年、京都市役所に入庁し生活保護家庭のケースワーカーとして勤務した。退職後、自民党参院議員の私設秘書を務めた。八幡市長選には無所属で出馬、18歳までの医療費無償化などを訴えた。

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