パワハラ疑惑の町長が記者会見 「受け手の感じ方重要」

記者会見する愛知県東郷町の井俣憲治町長=16日午前

 愛知県東郷町の井俣憲治町長(57)が町職員にパワハラやセクハラをした疑いを巡り、井俣町長が16日、記者会見した。職員を対象に実施した非公式のアンケートなどで指摘された言動について、ハラスメントの認識があるかを問われ「受け手の感じ方が重要だ」とし、再度アンケートを実施して職員の意向を確認する方針を示した。

 自身の進退については、今後設置する第三者委員会の結論を待って決めるとした。

 町関係者によると、アンケートは町幹部が個人で実施。保育園や児童館を除く全職員約230人にメールを送り、約3割に当たる72人が回答した。約半数が「町長からのハラスメントを受けた(見た)」と答えた。

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