性の多様性に理解を ゆるキャラが啓発 クイズやパネル展示で理解深める

啓発用ティッシュを配るスタッフ=長崎市浜町

 性の多様性を啓発するイベント「みんなでつなごうレインボーアーチ」が12日、長崎市浜町のベルナード観光通りであった。法務省や長崎県内自治体のゆるキャラ12体が集まりアピールした。
 偏見や差別をなくそうと長崎県が初めて開き、同省の「人KENまもる君」「人KENあゆみちゃん」などが参加。LGBTQなど性的少数者に関するクイズやパネル展示で、市民らの理解を深めた。
 県人権教育啓発センターの相談デーを告知するティッシュも配布。相談は毎月第3土曜の午前9時半~午後1時、専用ダイヤル(090.5939.5095)で受け付けている。
 性的少数者のカップルを公的に認める「パートナーシップ宣誓制度」は県内自治体のうち長崎、大村両市が導入済み。これまで長崎市で11組、大村市で1組の宣誓書を受理した。

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