「住むなら、埼玉」“ほぼ東京”で都心に近く、自然豊か…「埼玉移住」が密かに注目を集めている理由とは?

都心から好アクセスながらも、豊かな自然に囲まれた「川島町」

本部長・マンボウやしろと秘書・浜崎美保が、リスナーのみなさんと「社会人の働き方・生き方」を一緒に考えていくTOKYO FMの生放送ラジオ番組「Skyrocket Company」(毎週月曜~木曜17:00~20:00)。11月9日(木)放送のコーナー「スカロケ移住推進部」では、地域とのつながりかたを提案する雑誌「TURNS(ターンズ)」プロデューサーの堀口正裕さんをゲストに迎えて、移住先としての「埼玉県」の魅力を特集。さらにこの日は、埼玉県地域政策課の今井英倫子(いまい・えみこ)さんをスタジオに迎えて、「埼玉県移住の魅力」について伺いました。

(写真左から時計回りに)堀口正裕さん、マンボウやしろ、浜崎美保、今井英倫子さん

◆今注目の「埼玉移住」

埼玉県は、自然が豊かな地域や交通利便性の高い地域、都市部など多様な地域があるのが特徴です。自身も埼玉在住だと話す「TURNS」プロデューサー堀口さんは、なかでも「埼玉県南部は、ほぼ東京のように都市生活を堪能できるエリア」と語ります。

続けて「例えば現在、都心で暮らしていて、“豊かな自然の中で暮らしたい”という人がいれば、都心に通える距離。今の暮らしの延長線上で、テレワークや農業など、多彩な“田舎暮らし”の選択肢がある場所です。埼玉には特色のある地域がそろっているので、まさに“日本の縮図”と言えます。“海”以外は何でもある県ですね」と魅力を力説します。

蔵づくりの町並み(川越市)

この日のゲスト・埼玉県地域政策課の今井さんは現在、埼玉県職員として移住に役立つセミナーやイベントの企画・運営など、全国の方に埼玉移住の魅力を伝える仕事をしています。

今井さんは「埼玉県のような都心に近い所で『移住』と言うと、大げさに聞こえるかもしれませんが、最近では移住先として密かに注目を集めているんです」とコメント。

その背景として、「地域おこし協力隊」を挙げます。「地域おこし協力隊」とは、都市部から地方の市町村に移り住み、最長3年の任期中、地域ブランドや地場産品の開発・販売・PRなどの地域おこし支援、農林水産業への従事、住民支援などの「地域協力活動」をおこない、任期満了後、その地域への定住・定着を図る取り組みです。

今井さんは「“地域おこし協力隊になって移住したい”と考えている方も結構いらっしゃると思いますが、埼玉県のように東京に近い所でも、地域おこし協力隊の対象地域はあります!」と強調し、「“地域おこし協力隊として働きたいけれど、遠くで暮らすのは……”という方に、埼玉県はオススメです」とアピール。

埼玉県では、県内63の市町村のうち13市町村(秩父市、飯能市、本庄市、ときがわ町、横瀬町、皆野町、小鹿野町、東秩父村、神川町、長瀞町、越生町、小川町、吉見町)が、地域おこし協力隊の対象エリアになっています。今井さんは「“隊員になりたい!”という方も年々増えています」と実感を語ります。

一例として、もともと食品会社に勤めていた方で、「埼玉の食にもっと関わりたい」という思いで横瀬町の地域おこし協力隊に加わり、横瀬町の特産品の開発に取り組んでいるという隊員のエピソードを紹介。

他にも、隊員としての期間を終えてからも、その地域に住み続けている人も増えていると言います。

400年以上の歴史を誇る甘酸っぱくて美味しい寄居町のみかん狩り(寄居町)

あらためて今井さんは「“海”以外は何でもある埼玉県だからこそ、思いと活動がマッチする確率も高く、地域おこし協力隊が増えているのではないかと思います」と分析。

さらに埼玉県では、「埼玉県版・地域おこし協力隊」という独自の取り組みをおこなっています。「国版」の対象エリアは、先ほど紹介した13市町村ですが、「県版」では地域おこし協力隊の活躍の場を広げるため、対象地域をさらに16市町追加しました。

現在は、寄居町と川島町で埼玉版地域おこし協力隊を採用しており、それぞれの地域で活躍しているとのことです。国版・埼玉県版ともに「住むなら、埼玉。」移住ポータルサイトにて募集情報を随時掲載中。

番組の最後には、埼玉県への移住や、地域おこし協力隊に興味を持った人に向けて今井さんからのメッセージも。

「『移住』というと、都心から遠く離れて田舎に移り住むというイメージを持っている方が多いと思いますが、埼玉移住はひと味違います!」と自信たっぷりにアピール。

「埼玉の南側は、ほとんど東京と言っていいほど都市化されていて、交通の便も抜群です。一方で、北側や西側は、美しい山並みや豊かな自然に恵まれていて、田舎らしさが味わえる地域となっています。そしてその間の地域は、都市と田舎のハイブリッドエリアで住み心地が抜群です」とその要因に触れつつ、「あなたの理想の場所が、埼玉県で見つかるかと思います。移住先の選択肢の1つとして、埼玉県にも目を向けていただけたら嬉しいです」と呼びかけていました。

桜の樹にふちどられた見沼たんぼの幻想的な夕景(さいたま市)

埼玉県は、11月23日(木・祝)公開の映画「翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~」とタイアップした住み替え・移住イベント「おいで埼玉!」を、11月11日(土)に東京ソラマチで開催。埼玉の魅力を味わえるイベントとなりました。

11月23日(木・祝)公開の映画「翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~」とタイアップした住み替え・移住イベント「おいで埼玉!」のポスター

さらに、2024年1月13日(土)、14日(日)の2日間、東京ビッグサイトで開催されるイベント「JOIN 移住・交流&地域おこしフェア2024」に埼玉県も出展します。初日のステージイベントには、埼玉県在住の「TURNS」プロデューサー・堀口さんも出演します。

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11月9日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2023年11月17日(金) AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
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<番組概要>
番組名:Skyrocket Company
放送日時:毎週月曜~木曜17:00~20:00
パーソナリティ:本部長・マンボウやしろ、秘書・浜崎美保
番組サイト:https://www.tfm.co.jp/sky/

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