「セクハラは認識なく記憶にないものも」 町長の「死ね」「彼氏は?」などハラスメント問題  年内めどにアンケート

愛知県東郷町の井俣憲治町長が、職員に対してパワハラやセクハラとみられる言動を繰り返していた問題。町長はセクハラについて「認識はなく、記憶にないものもある」と説明しました。

(東郷町・井俣憲治町長)
「着ぐるみにハグしたということだが、現状ではそういう認識は申し訳ないがもっていない。他の案件については記憶のないもの」

井俣町長を巡っては、複数の職員に対して「死ね」「お前ら殺すぞ」などというパワハラ発言や着ぐるみを着た女性職員に抱きついたり、「彼氏はいるのか?」「結婚するのか?」などとセクハラ発言を繰り返していたことが、1人の職員が独自に行ったアンケート調査で明らかになりました。

16日の会見で井俣町長は、セクハラについて「当事者の受け取り次第」とした上で自分は「認識がない」と述べるとともに「記憶にないものもある」と話しました。

東郷町は町長のハラスメントについて、年内をめどに全職員を対象にした、アンケート調査を実施する予定です。

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