熱狂的なマンチェスター・シティファンの元『オアシス』ノエル・ギャラガー、ライバルチームに監督交代を進言

写真:ノエル・ギャラガー氏がライバルクラブについて語った ©Getty Images

元『オアシス』のメンバーで、生粋のマンチェスター・シティファンとしても知られるノエル・ギャラガー氏が、ライバルクラブであるマンチェスター・ユナイテッドに指揮官の交代を進言した。

エリック・テン・ハフ監督は2022-23シーズンからマンチェスター・ユナイテッドの指揮を執っているが、期待どおりの成績を残せていない。プレースタイルが確立されていないという批判があり、またテン・ハフ監督の希望に応じて獲得した選手の何人かは期待外れのパフォーマンスに終始している。

こうした状況を受け、ギャラガー氏は「ユナイテッドはいつも分裂しているように見える」と語り、このように進言した。

「一度、期待値を下げて、トーマス・フランク(ブレントフォード監督)のような人物に指揮を任せ、クラブの根底から適切な形に作り直してもらう必要がある。そうでなければ、ほんの数週間、ファンの怒りをなだめるためだけにポール・ポグバやアレクシス・サンチェスを買わなければならない。そうしたことが常に起こるだろう」

また、第三者の視点から厳しい意見も述べている。

「外から見たユナイテッドは、オーナーはクラブを愛していないし、好きでもないし、ファンの意見を尊重していない。ファンこそが真の、そして何よりも重要なフットボール・ピープルであるというのに。トップの連中は真剣ではない」

「シティに関わる人間はみんな真剣だ。ユナイテッドはもっと真剣になる必要がある。だが、(現オーナーの)グレーザー一家と一緒ではそれは不可能だろう。ヤツらはクラブから得られるもののためだけにクラブを運営しているのだからな」

2018-19シーズンの途中からブレントフォードを率いるフランク監督は、度重なる主力の流出に直面しながら競争力のあるチームを作り、プレミアリーグへの昇格、そしてトップカテゴリー残留を果たすなど卓越した手腕を発揮している。

ギャラガー氏は、フランク監督のような指揮官ならマンチェスター・ユナイテッドの改革を主導できると信じているようだ。

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