宇都宮市出身のラップグループ「P.O.P」 母校の150周年を記念し作詞・作曲

 宇都宮市出身のラップグループが、母校の小学校の創立150周年を記念した曲を作り15日にお披露目されました。

 上河内東小学校の創立150周年を記念した曲を作ったのは、この学校の卒業生で双子のラップグループとして活動するP.O.Pの上鈴木タカヒロさんと伯周さんです。2人が担当する地元ラジオ局の番組で、今年(2023年)4月に保護者が曲の作成を依頼し、何度も打ち合わせを重ねて完成させたということです。

 曲名は、まっすぐに「上河内東小学校の歌」。

 学校の伝統行事である児童たちが育てた野菜の収穫を祝う会の中で、初めて披露され、2人が振り付けを交えながら全校児童約120人と一緒に歌いました。

 曲の歌詞には、児童から募集した言葉を使っていて、地域の名所の羽黒山や鬼怒川のほか学校が掲げる教育目標の「優しく、強く賢く」も入っています。

 児童たちが、あっという間に歌と振り付けを習得すると、地域合作となった新曲で会場は一体となっていました。この曲は、今後、学校行事などで活用していくということです。

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