「テレ東60祭」開幕! テレ東と同い年の出川哲朗がオープニングイベントで開会宣言「ずっと現役でリアクション芸人でいたいです」

テレ東では11月15日から開局60周年記念イベント「テレ東60祭@なぜか横浜赤レンガ」を横浜赤レンガ倉庫のイベント広場にて開催中。そのスタートとなる「テレ東60祭オープニングイベント『開会宣言させてもらえませんか?』」に出川哲朗が登場し、開会宣言を行った。

イベントアンバサダーを務める出川は、レギュラー放送中の冠番組「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」(土曜午後7:54)でおなじみの番組パーカーとオーバーオールに身を包み颯爽とブースエリアに登場。「さぁ~私はただいま横浜赤レンガに来ておりますけど、皆さーーん! 盛り上がってますかー!」と呼びかけると大きな歓声が上がった。

来年60歳を迎える出川とは同い年ということで、「私、このたびテレ東60祭のアンバサダーに就任しや…しましたー! テレ東Loveで、あのぉーあのぉーかつや…活動させていただいていますので…」とかみかみになりながら説明し始めると、示し合わせたかのように出航する船の汽笛が鳴り響くという奇跡が。「なんてタイミング! これが横浜だぜー!」と喜んだものの汽笛はなかなか鳴りやまず、さすがは“笑いの神に愛された男”の面目躍如といったところ。

「充電旅」と永谷園がコラボし、抽選でお茶漬けや横浜にある出川の実家「蔦金商店」ののりなどがもらえるブース「お茶づけ配らせてもらえませんか?」では、番組にたびたび登場するディレクターの土方氏の姿がステージのスクリーンに映し出されると、お客さんからは「おぉー!」という歓声が上がった。番組を代表してブースを手伝っているという土方Dにテレ東の田中瞳アナウンサーが、テレ東歴などをインタビューをしていると、出川が思わず「土方さんのテレ東歴を誰が知りたいんですかー!」とツッコむ一幕も。

次第にボルテージの上がる中、いよいよ詰めかけたお客さんとハイタッチを交わしながら花道へと歩みだす出川。“出川さんスキ”と書かれたボード、番組本やシール、オリジナルで作ったうちわなどを持った大勢のファンの呼びかけに手を振って応えながら出川は壇上に上がった。さらにステージ上には、この日生放送された「テレ東60祭!ミュージックフェス2023」のリハーサルを終えたばかりのモーニング娘。’23のメンバー(譜久村聖、牧野真莉愛、井上春華、岡村ほまれ、山﨑愛生)が駆け付け、一層華やかな雰囲気に包まれた。

緊張の面持ちでスタンドマイクの前に立った出川は、手に持ったハンドマイクを上げて「これ、マイク2本になっちゃいますけど、どうすればいいんですか!」とわちゃわちゃしながらも、「テレ東60祭なぜか横浜赤レンガ、ただいまより開幕で~す!」と力強い声で開会宣言を行った。

こうして華々しく幕を開けた「テレ東60祭フェス」は収録も兼ねており、イベントの残り時間13秒前に締めの一言を振られた出川は、「あのー音楽フェス、僕もゲストで出ますんで。モーニング娘。さんも。あとイベントは日曜日までやってます。入場無料なんで皆さんぜひど……あー!」とギリギリ入りきらず終了となってしまった。「…何が言いたいかは伝わったかなあと思いますけども」とボヤき、最後まで出川らしい大きな笑いに包まれる開会式となった。

開会式後には囲み取材も行われ、アンバサダーに選ばれた時の気持ちを「僕とおんなじ年というのを知らなかったので。年も同じで、僕の冠番組を初めて持たせていただいたのもテレ東さんなので運命を感じましたね、マジで」と60歳という同じ年の奇跡をかみしめる出川。そんな記念すべき60歳という年齢に当たっては“生きる!”というテーマを掲げているという。「やっと冠番組とかももらえるようになったので、今死にたくないのでとにかく生き続けたいね。もうそれだけでマジで充分ですね。とにかく生きたい60代。10年間どうにか生き続けたいですね」と切実な願いを明かした。

そうなると気になるのは、出川のお家芸“リアクション芸”はどうするかという点。「それはやりたいですね。僕いろんなインタビューで『おじいちゃんになってもザリガニとか熱湯風呂やって、かわいそうだと思われないおじいちゃんになるのが夢です』って言ってますけど、その夢は変わらないので。それはずっと現役でリアクション芸人でいたいです」という熱い思いを語った。

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