6月に代表デビューも今回は招集外のガルナチョ、アルゼンチン代表指揮官が理由を説明 「調子の問題」

今回はアルゼンチン代表のメンバーから外れたガルナチョ[写真:Getty Images]

アルゼンチン代表指揮官のリオネル・スカローニ監督がマンチェスター・ユナイテッドのFWアレハンドロ・ガルナチョを招集外とした理由を語った。イギリス『ミラー』が伝えた。

2021-22シーズンの終盤にユナイテッドでファーストチームデビューを飾り、昨シーズンからは攻撃に変化を加えられるウインガーとしてエリク・テン・ハグ監督の選択肢の1つとなっているガルナチョ。今年6月にはアルゼンチン代表デビューも果たし、ここまで3キャップを獲得しているが、11月の北中米ワールドカップ(W杯)南米予選に向けたメンバーには選ばれなかった。

スカローニ監督は記者会見でガルナチョのメンバー外に言及。本人の調子があまり良くないことから、招集しても起用する可能性が低かっただろうという考えを明らかにした。

「ガルナチョを招集しなかった理由? アレ(ガルナチョ)の不選出は調子の問題だ。招集しておきながら、その選手をほとんど起用しなかったり、スカッドから外すことを我々は好まない。誰もがそこにいたいと思っているし、それは素晴らしいことだが、人間的な側面もあり、決断を下さなければならない」

その一方、スカローニ監督は今後のガルナチョのさらなる飛躍に期待を寄せた。

「彼を招集するのは簡単だっただろうが、ここ数回の招集では出場機会を得られなかった。決断しなければならない時もある。それでも彼は我々のレーダーに載っている男であり、今後も代表に居続けるだろう。彼には大きな未来がある」

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