マキロイがテーラーメイドの新1W「Qi10 LS」をテスト

新1Wを使うロリー・マキロイ(Andrew Redington/Getty Images)

テーラーメイドの新ドライバーがUSGAの適合リストに載ったその日、ロリー・マキロイは「DPワールドツアー選手権」でその新しいドライバーをテストした。

DPワールドツアー(欧州ツアー)がソーシャルメディアに投稿した動画で、マキロイがテーラーメイドの新ドライバー「Qi10 LS」で打っていることが確認されたのである。

マキロイは13日の月曜、同ツアーのシーズン最終戦が開催されるUAE・ドバイのジュメイラGEで「今週はみんな僕のバッグに新しいドライバーが入っているのを目にするかもしれない」と述べた。マキロイは既に5度目の「レース・トゥ・ドバイ」タイトルを確定。ランキングで2位につけるジョン・ラームに、2000ポイント以上の差をつけているのである。

「僕はこのところ、この新しいドライバー試しに使っていたんだ。だから、今週これが日の目を見るのは、なんと言うか、僕は勝つためにゴルフトーナメントに出場しようとは思っているのだけど、競技で試してみるのにちょうど良い頃合いだと思ったんだ」

「Qi10 LS」は13日にUSGAの適合リストに追加された。テーラーメイドは未だ2024年のゴルフギアのラインを発表していない。新クラブをUSGAへ提出するタイムラインは、新年を前にした従来の発表時期に合わせて一貫しているため、このタイミングでのリスト掲載となったのである。

GolfWRXの見たところによると、「Qi10 LS」はカーボンウッドソールで、ウエートポートが装着され、Tロゴのアライメントマークが付いている。ドライバーのロフトは8度、9度、10.5度の3種類となっている。マキロイは公衆の面前でこのドライバーを使用したプロ第1号となった。

ピンとPXGも同日、新しいドライバーを適合リストに加えた。この日はピン「G430マックス10K」とPXG「0311ブラックオプス」がリストに加わったのである。

(協力/ GolfWRX, PGATOUR.com)

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