レアル・マドリーで飛び鳥を落とす勢いのベリンガムにベイル「最大のアドバイスは…」

ベリンガムにベイルがアドバイスを送る。[写真:Getty Images]

レアル・マドリーのイングランド代表MFジュード・ベリンガムにOBのガレス・ベイル氏が助言した。

公式戦14試合で13得点3アシストの数字が物語るとおり、この夏にドルトムントから加入してから、際立った活躍を続けるベリンガム。先のエル・クラシコでは終盤の決勝弾を含む2ゴールの英雄的な活躍も披露して、その存在感を大きくする。

ここまで順風満帆と言っていいベリンガムだが、ベイル氏はメディアとうまく付き合っていくのも大事になると話す。

「最大のアドバイスはマドリードで試合に出場することだ。プレーしないなら、メディアが望むことをし、話をする。基本的に操り人形になるんだ。でないと、批判される」

ベイル氏はというと、2020-21シーズンの1年をトッテナムで過ごしたが、2013年夏から2022年夏までレアル・マドリーに所属。通算106得点に5度のチャンピオンズリーグ(CL)制覇などを経験したが、ケガが多く、ファンの心を掴み切れず。

そのレアル・マドリー時代の自身について、「私はそういうのをしたくなかった」と語り、「ただフットボールをして家に帰りたかったんだ。そういうものが私の妨げとなり、より攻撃されるようになったと思っている」と振り返っている。

そんなベイル氏は最後、ベリンガムに対してメディアに出る際、「スペイン語で話す」ようアドバイスも。同じイギリス出身選手としてレアル・マドリーでプレーした先発の失敗談は後輩の今後に生かされるだろうか。

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