ネット上の有害情報を監視 大学生らを「サイバー・パトロール・モニター」に 岡山県警

岡山県警は、インターネット上の有害な情報を監視するボランティア「サイバー・パトロール・モニター」を大学生らに委嘱しました。

16日、岡山県警察本部で委嘱式が開かれ、大学生や会社員ら44人が委嘱状を受け取りました。

「サイバー・パトロール・モニター」は、悪質なショートメッセージや偽ブランドの販売をしているサイトなどを見つけ、警察へ通報するボランティアです。

県警によると、不正な送金を促すメッセージが届き、金を振り込んでしまうなどの被害が、2023年は10月までに45件発生、被害額は約7650万円です。

2022年と比べると件数は4倍以上、被害額は約7倍です。

岡山県警はメッセージに書かれたリンク先へ安易にアクセスしないことなどを呼び掛けています。

(学生サイバー・パトロール・モニター/秋山由依さん)
「授業とかでもパソコンを使う機会があって、プライベートでも実際に私も見たことがあるので、見つけたらすぐに報告したいと思います」

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