岐阜県高山市で特産の伝統野菜、赤カブの収穫が最盛期を迎えています。
約100アールの広さがある高山市丹生川町の平野善之さんの畑では、鮮やかな赤紫色に色づいた赤カブの収穫が行われています。
赤カブは飛騨地方の冬の保存食として漬物に加工されるため、15センチから20センチほどの大きさに育った赤カブは、加工がしやすいように根と葉が切り落とされていきます。
ことしは暑さなどの影響もあり、去年より少ない約6トンの収穫を見込んでいるということです。
赤カブの漬物は12月下旬ごろから、高山市内のスーパーなどで販売されるということです。