今年のGDP伸び率3.2%と予測

特区政府は11月10日、「2023年第3四半期経済報告」と2023年第3四半期の域内総生産(GDP)修正値を発表した。同日の政府新聞公報によると、インバウンド観光業と個人消費に支えられて第3四半期の香港経済は引き続き回復している。実質GDP伸び率は前年同期比で4.1%で、10月31日に発表した速報値と同じ。伸び幅は第2四半期の同1.5%から拡大した。季節的要素を考慮した前期比伸び率は0.1%で、速報値と同じ。政府は2023年通年の実質GDP伸び率について、8月に発表した4.0~5.0%から3.2%に下方修正した。民間機関のアナリストによる最新の伸び率予測は3.2~4.0%で、平均は約3.5%となっている。

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