“遺体なき強盗致死”事件 被告の女 執行猶予付きの有罪判決 広島

海田町で監禁された男性が現金を奪われ死亡した事件で、強盗の罪に問われた女に執行猶予付きの有罪判決が言い渡されました。

被告の女(41)と同じく被告の女(34)は去年6月、海田町の事務所で他の男女と共謀し暴行を受けて反抗できない状態の男性から約11万円を奪った罪に問われています。

被告の女(41)の裁判で広島地裁は「被害者が反抗できない状態にあると認識しながら事務所内を物色した」と指摘した一方、「共犯者の中では従属的な立場だった」として被告に対し懲役2年8カ月執行猶予4年の判決を言い渡しました。

また、その後行われた裁判で検察側は被告の女(34)に対し懲役2年8カ月を求刑しました。

判決は今月30日に言い渡される予定です。

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