【基礎知識】レース場ごとに情報の細かさが違う出走表!見やすいレース場の出走表とは?『究極のボートレースガイドブック』

ボートレースの基礎知識

まず初めに〝ボートレース〟とはいったいどんなものなのか、初心者のあなたにもわかりやすく説明します。知れば知るほど、水上の格闘技・ボートレースの底知れない魅力へ引き込まれていくことでしょう。これであなたもレッツ!ボートレース!

レース場が配布する出走表は場ごとに情報の細かさが違う

レース場に行くと出走表は無料でもらえます。だいたいどこでも入場口を入ったスグのところに置いてありますので、遠慮なくいただきましょう!レース場は24場ありますが、各レース場によって出走表もそれぞれ違います!基本的なことは一緒ですが、レース場によって情報の細かさが違います。

例えば、フライングを持っているレーサーのフライング休みが終わっているのかどうかなどの細かい情報を載せているレース場もあります。スタートタイミングの数字は基本的に全国平均タイムですが、その当地のスタートタイミングが載っているレース場もあります。ちなみに、レース場へは行かず舟券をテレボートで買う場合でも、各レース場のホームページで、現地で配られている出走表がダウンロードできるようになっています。多くの情報を得たい人は、ぜひホームページからダウンロードしてみてください。

ちなみに私の見やすいレース場の出走表は、ボートレース下関:フライング休みの未消化レーサーが載っています。

ボートレース宮島:宮島での平均スタートタイミングが載っています。

その他にもレースの賞金や好モーターランキングなど、出走表でさまざまな情報が見られるので、舟券を買う買わないにかかわらず見ているだけでも楽しくなりますよ!

【出典】『究極のボートレースガイドブック』著:西野精治

【書誌情報】
『究極のボートレースガイドブック』
著:西野精治

近年、コロナ禍の影響もあり公営ギャンブル市場は毎年のように売り上げを伸ばしています。スマートフォンの普及で手軽に参加できることもあり、今やバブル期の売り上げを上回る状況となっています。この公営競技の中でも最もファンや売り上げを伸ばしているのがボートレース(競艇)。公営ギャンブルと言えば中央競馬(JRA)を思い浮かべる人が多いはずです。たしかに昔から競馬ファンは多く、馬券の売り上げが全公営競技の中でダントツに大きかったのですが昨今は状況が変わりつつあります。ボートレースの人気は急上昇、舟券の売り上げは2兆4142億円(2022年度)と約3兆円の中央競馬に肩を並べるまでになっていて、新規のボートレースファンが増加していることを示しています。とはいえ、初心者にはどうやってボートレースを予想していいのかが分からないのも事実。最初は誕生日とか好きな番号、好きな色、カッコいい選手などの理由で舟券を買うのもありですが、ずっとそのレベルではボートレースを本当に楽しめているとは言えないでしょう。本書はその域を脱して「選手の実力」「有利なコース」「レース展開」「モーターやボートの性能の見極め」などを知ることによって、「自分でレースの予想、推理」ができるようになることを伝授する1冊です。著者の永島知洋氏は「ボートレース楽しむプロ」としてほぼ毎日のようにテレビ番組やYouTubeのレース配信番組でボートレースの面白さ、楽しみ方を身をもって示している人です。小難しいことは抜きに「興味はあるけど専門知識ゼロの人が、とりあえず舟券を予想できてレースを楽しめるようになる」をコンセプトに書き下ろした1冊です。

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