偽ブランド品約360点を押収

香港税関は11月13日、ブランドの模倣品の摘発を行い、市価66万ドル相当の模倣品約360点を押収した。11月14日付政府公報によると、少し前に沙田のファッションブティックで偽ブランド品が売られているとの情報が当局に寄せられたことから捜査を進め、当局が商標権所持者立ち合いの下、11月13日に摘発を行った。押収品はルイ・ヴィトンやグッチ、シャネル、クリスチャン・ディオール、セリーヌ、ヴァレンティノ、バーバリーなど高級ブランドの衣類やハンドバッグをはじめ、アクセサリー、パンプス、スニーカーなどだ。香港では模倣品を輸出入した場合、「商品説明条例」違反で有罪となり、50万ドル以下の罰金および5年以下の禁固刑が科せられる。香港や中国本土では例年、クリスマスや新年、旧正月などホリデーシーズンに偽ブランド品の需要が高まり密輸や販売が増える傾向にあることから、香港税関では監視を強化している。(写真・政府新聞処)

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