食品会社の「味の素」が愛媛県と連携し、地産地消とフードロス削減の一石二鳥レシピを考案しました。県産食材をおいしく使い切ったそのメニューとは?
16日は「味の素」中国四国支店の亀谷伸生支店長らが県庁を訪れ、県産食品を使ったフードロス削減メニュー8品を掲載した本の完成を、田中副知事に報告しました。
この後2品の試食が行われ、そのうち愛媛オリジナルのサトイモ「伊予美人」を使ったメニューは、皮ごと揚げ焼きすることでフードロスを無くしながら、カリッとした食感も楽しめるということです。
(愛媛県・田中英樹副知事)
「おいしい。うちでは、こんなに美味しい味付けにはなってないですね」
環境省によりますと、国内の食品ロス年間523万トンのうち半数近くの244万トンが家庭から出るということで、味の素では、今回作成したメニューブックを県内の「フジ」49店舗の野菜売り場などで配布し啓発する考えです。