すっかり復調した伊藤健太郎

俳優の伊藤健太郎(26)、韓国のアイドルグループ「SUPERNOVA」のキム・ソンジェが15日、都内で行われた高級腕時計用保護フィルム「RX-8」の新CM発表会に出席したことを、各メディアが報じた。

タクシーとインターネットのみで放映される新CMには伊藤、ソンジェに加え、イタリア人タレントのパンツェッタ・ジローラモも出演。高級腕時計を傷から守ることの大切さをコミカルに描いている。

高級腕時計をぶつけるシーンもあるが、伊藤は「すごく高い高級腕時計というのは知っていたので、非常に緊張しました」と撮影を振り返った。

発表会では、保護フィルムを貼った高級腕時計にアイスピックを刺すデモンストレーションを敢行。伊藤は「出来ないっすよ」と大慌てだったが、意を決して実行。傷がつかなかったことに安堵の表情を浮かべていた。

「2020年10月末、乗用車を運転中にバイクと衝突する事故を起こして逮捕され後に不起訴となったがかなりのダメージを受けた。そこから3年でテレビでは放送されないが、ようやくCMの仕事が舞い込みすっかり復調。今後、徐々に仕事の幅が広がるのでは」(芸能記者)

21年6月にファンクラブ「GOLONDRINAS」が発足し、公式サイトが立ち上げられ活動を再開。俳優業は同年10月末に上演された舞台「SOULFUL SOUL」で復帰を果たした。

その後、名匠・坂本順治監督の映画「冬薔薇(ふゆそうび)」(22年6月公開)で主演を務め、今年は人気コミックを実写化した主演映画「静かなるドン」が公開され、出演する「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」が12月8日に公開を控えている。

今後もオファーは途切れないと思われるだけに、俳優としての〝引き出し〟を増やし続け、大作への出演を目指し続けてほしいものだ。

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