小規模事業者を支援 合同発表会で商品 サービスをPR

小規模事業者を支援 合同発表会で商品 サービスをPR

 PRするのが苦手な小規模事業者が集まり、それぞれの自慢の商品やサービスを紹介する合同プレス発表会が11月16日、千葉市内で開かれました。

 発表会は小規模事業者の販路開拓のため、千葉商工会議所が開催したもので、千葉市内の8つの事業者が参加しました。

 稲毛区にあるビール製造会社の岡村拓寛代表は、醸造所の敷地内で汲み上げた井戸水と規格外のニンジンなどを使ったクラフトビール「ほまれ」をPRし、ビール製造時に発生し、これまで捨てていた「麦芽粕の活用にも取り組んでいたい」と話していました。

 サスティナブルフード専門会社の吉田淳子代表は、牛肉や豚肉などの畜肉に比べて環境負荷が低い代替肉「大豆ミート」を普及させるには、活用できる豊富なメニューが必要だと主張。

 その一つとして紹介した「まるでお肉!なチキンサンド」は、大豆ミートを噛み応えのある全粒粉のパンに挟んだサンドイッチで、肉を使ったものと比べてもほとんど遜色ありませんでした。

 今後は、「千葉市産の大豆を使った大豆ミートの製造を目指したい」ということです。

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