受け入れ拠点、札幌と浜松にも 北海道の「赤ちゃんポスト」施設

 北海道当別町で自称「赤ちゃんポスト」を運営する施設が、札幌市南区と浜松市北区にも同様の拠点を11月に開設していたことが16日、運営者の女性への取材で分かった。事前予約制で、既に札幌の施設では受け入れ実績があるという。

 施設は「こどもSOSさっぽろ」と「こどもSOSしずおか」。住人がいる一般住宅の一部を活用し、原則、身元確認をした上で受け入れる。日帰りや数日間の短期滞在のほか、里親や養子縁組の仕組みを使って長期間育てることも想定する。

 浜松市は今月、外部からの連絡で把握したが、運営者や場所の情報がなく、連絡も取れない状態という。

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