ご当地WAON利用額の一部寄付 岡山県にイオングループ2社

 イオングループのマックスバリュ西日本(広島市)とイオンリテール(千葉市)は16日、ご当地電子マネーカード「おかやま・子ども元気WAON」の利用額の一部から約390万円を岡山県に寄付した。

 県庁で贈呈式があり、両社の関係者が訪問。マックスバリュ西日本の塩冶雅洋常務取締役が伊原木隆太知事に目録を手渡し「子どもたちが安全に成長できる環境づくりに生かしてほしい」と述べた。県はドメスティックバイオレンスに遭った子どもたちの自立支援、青少年の適切なスマートフォン利用に向けた取り組みなどに活用する。

 イオンは2012年1月に県と包括提携協定を結び、カード利用額の0.1%を県に寄付している。今回は22年3月からの1年分で、累計額は約4560万円となった。

© 株式会社山陽新聞社